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「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」の魅力と、こだわりユニフォームの製作秘話を、深堀りInterview!

2020年6月12日(金曜)、地下鉄八丁堀駅から徒歩3分の平成通り沿いに「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」がOPENしました。

すでに代々木参宮橋、中野新橋、白金でも店舗を展開しているanea cafeですが、“Impress = 感動 + est = 最上級”を組み合わせた造語「IMPREST」を店名に冠し、「お客様に最上級(est)の感動(Impress)を」という思いが込められた「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」が、SNSでも大きな話題になっています。

今回、同店の魅力はもちろん、大川被服にオーダーしてゼロから創り上げたこだわりいっぱいのエプロンについて、大橋哲也マネージャーにお話をうかがってきました。

※取材日/2020年7月9日 IMPREST CAFE by anea cafe hatchoboriにて

居住空間&1階店舗すべてを、最上級(est)×感動(Impress)にプロデュース

ソファ席、カウンター席、大人数・少人数席、オープンエアー席から選べる!

街なかには、マンションやビルの1階にコーヒーチェーン店やコンビニエンスストアが店舗展開している姿をよく目にします。今ではそれが私たちにとっての当たり前ともいえる街の風景になっています。

そうしたなか、八丁堀の平成通りに完成したマンション「インプレストレジデンス東京八丁堀 ジ・アーキテクト※」と、その1階に展開するカフェ、ダイニングバー、ラウンジ「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」は、高層建造物の1階に入ったコーヒーショップやコンビニエンスストアという関係性ではなく、建物すべてが“新しい住まいのカタチ”というコンセプトによってトータルプロデュースされた、今までにない“居住空間ブランド”に位置づけられます。

また、住まう人にとって「最上級(est)の感動(Impress)を」という思いに満ちたこの“居住空間ブランド”では、八丁堀駅や宝町駅等の地下鉄や東京駅からの好アクセスを活かし、分譲物件のほかビジネスパーソンの出張等にも対応するサービスアパートメントを今後展開する予定としています。

そうした居住空間のみならず、共用部、エントランスにいたる空間細部まで快適さ、くつろぎ感、心地よさを追求した同建物の1階に、6月にOPENした店舗が「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」なのです。

※「インプレストレジデンス東京八丁堀 ジ アーキテクト」= 双日新都市開発(株)×(株)アネアデザイン×(株)ラインの3社がコラボレートして創り上げた72戸の住居を擁するブランド・マンションです

東京イーストエリアに待望のOPEN!

お店を訪れたら、大橋マネージャーに声をかけてみては!

午後9時に新型コロナウイルス感染拡大の警戒を呼びかける東京アラートが解除され、赤く染まっていたレインボーブリッジが医療従事者への感謝の思いを表すブルーカラーに戻った6月11日。その翌日にOPENを迎えた「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」。

コロナ禍ということもあり、ハラハラした思いで従業員一同が準備に追われるなか、約1年にわたって準備の陣頭指揮を執ってきた大橋哲也マネージャーは笑顔でOPEN当初をこう振り返ります。

──東京都が要請する営業時間や客席の配置、スタッフの衛生管理意識など、感染対策にかかる細心の気配りが求められる開店準備はとても大変でした。でも案に相違して滑り出しは順調で、古くからのanea cafeファンの方からは “東京アラートが解除された直後にOPENなんて、ホントもってるね!”という言葉をかけていただいたり、多くの方に開店を祝っていただくなど、営業初日は感動に包まれた思い出深い一日になりました(大橋マネージャー)

「今は八丁堀の街の魅力にすっかりハマってしまってます(笑)」(大橋マネージャー)

古くからのanea cafeファンだけでなく、SNSのワンちゃんコミュニティに参加されている方も、八丁堀に新店舗がOPENする情報をいち早く入手されていたようで、そうした多くの人たちからも、“開店前から事前にお店の場所を調べて、オープンを心待ちにしていました”というメッセージが届いたそう。さらに、来店されたお客様からも“予定通り開店できてよかったですね。おめでとうございます!”という温かい言葉をたくさんかけてもらったと言います。

──お客様から寄せられるうれしい言葉の数々に、頑張って準備してきたスタッフのなかには目をウルウルさせた者もいるほどでした(笑)。おかげさまでOPEN後は客足も順調で、時間帯を問わずたくさんのお客様が訪れてくださり、本当に感謝の言葉しかありません(大橋店長)

ワンちゃんコミュニティで話題! 専属獣医師監修の“DOG MENU”

すべての席でワンちゃん同伴OK!

「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」では、お客様に最上のくつろぎを提供できるようサイズ、材質、色合い等が綿密に計算されたいす、テーブル等の調度品が配され、ワンちゃん連れのお客様もゆったり過ごせる空間(全席ペット同伴可)が創造されています。それはまさに“Impress = 感動 + est = 最上級”にふさわしいしつらえ。そして何より同店のウリは、メニューの充実ぶりにあります。

──当店のメニューの最大の特徴は“DOG MENU”ですね。当社のオーナー夫人が獣医師ということもあり、家族の一員であるワンちゃんと心地よい空間でゆったり過ごしながら、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても安心な、おいしいメニューをご提供できるよう心がけています(大橋マネージャー)

専属獣医師による監修がなされた“DOG MENU”は、ワンちゃんの体重にそったおやつの摂取量や、一日に必要なエネルギー量の目安、さらにワンちゃんに絶対与えてはいけない食材なども記載されるなど、至れり尽くせり。

その評判は口コミだけでなく、SNSのワンちゃんコミュニティでも大きな話題を呼び、週末には遠方から同店を訪れるお客様も多いといいます。

──メニューにはリード、トイレ、マーキング等に関する〈ワンちゃんとご来店のお客様への11のお願い〉も記載させていただいています。もちろん、ワンちゃん連れでないお客様も、当店でくつろぎの時間を過ごせるよう配慮していますので、たくさんの方においしい食事を楽しんでいただくことはもちろん、モーニング、ランチ、カフェタイム、バータイムなどのシーン別に、思い思いにゆったり過ごしていただきたいですね(大橋マネージャー)

ファッション性とワークウエア機能が詰まった、ホテルライクなエプロンを作りたい!

「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」では開店に際し、約1年前からメニュー作り、食材の仕入先、什器選定、内装の仕様、広告宣伝、スタッフ育成など、目がまわるような忙しさの中で着々と準備が進められてきました。

──開店準備にいそしむなかで、スタッフが着用するユニフォームは、制服的なお堅いスタイルのものにしたくないと考えていました。カジュアルさのなかにも最上のくつろぎをお客様にご提供したいというコンセプトに基づいて店舗設計をしている当店の場合、カチッとしたユニフォームはそのコンセプトに反するため、スタッフの着衣はTシャツやシャツといった思い思いのラフなスタイルを基本としています。でも、唯一といえるユニフォームのエプロンだけは、当店のこだわりが詰まったものにしたい……そんな思いが強かったんです(大橋マネージャー)

“本気work”に耐えうる、高機能を備えたオーダーエプロンにするためには?

とはいえ、小ロット(少量生産)でありながら、希望やこだわりを細部まで反映したユニフォームづくりは現実的に難しいのではないか……と大橋マネージャーは感じていたと言います。実際に、知り合いの飲食店オーナーも同様の思いを抱いている人が多く、そうした店舗では苦肉の策として背中や胸に店名をプリントしたTシャツを作り、それをユニフォーム代わりにスタッフが着ているケースも多いそう。

そんな大橋マネージャーの思いに応えてくれたのが、DAIRIKI(ダイリキ)や山本寛斎デザインのKansai uniform(カンサイユニフォーム)などを主力ブランドとして展開する、岡山県の作業服(ユニフォーム)メーカー大川被服だったのです。

──オーダーメイドでエプロンを作るのってやっぱり難しいよね……という思いをなんとなく知り合いに話したら、その知り合いがたまたま大川被服さんとご縁があって紹介してくれることになったんです。それで最初の打ち合わせのときにざっくりとした希望を伝えたところ、わずか1週間後に〈最初のパターンが完成した〉と大川被服さんから連絡が! その対応の早さにはホント驚かされました(大橋マネージャー)

デザイン・機能性・素材の3カテゴリーに分け、こだわりを追求

そして、そのパターンをもとに大橋マネージャーは(1)デザイン(2)機能性(3)素材の3つのカテゴリーに分け、こだわりを追求することに。

(1)デザイン

「全体の色合い」「ロゴの配置位置とロゴカラー」「接客・ホール別に異なるデザイン」の3要素に分け、シンプルでありながらも、ホテルライクなテイストが薫るエプロンにしたい……。

(2)機能性

ホールでエプロンを着用するスタッフと、厨房でエプロンを着用するスタッフの動きを考慮しながら、「機能性を高めるポケットの位置と大きさ」「動きを妨げない丈感」「作業効率を上げるため肩ひもは落ちにくいもの」といった実用性を兼ね備えたエプロンにしたい……。

(3)素材

「作業中に汚れがついても染み込みにくい防水性と撥水性」「着用しても重く感じない生地」「洗濯しやすい(乾きやすい)速乾性」「洗濯後にしわになりにい防シワ性」などの要素を兼ね備えた素材のエプロンにしたい……。

これらの希望をもとに、大橋マネージャーは大川被服と詳細を煮詰めていきました。

腰巻きタイプ、肩がけタイプの、2パターンを製作

オープンキッチンで調理を担当するスタッフは肩がけタイプのエプロンを着用

──実は以前、とてもおしゃれな見た目のデニム素材のエプロンを使っていたことがありました。でも、生地が厚いぶん油汚れを吸収しやすく、洗濯してもその汚れが落ちにくいデメリットがあったんです。そうした反省をもとに、デザイン、機能、素材別に当店の希望を大川被服さんに伝えていきましたが、こちらの要望に対して大川被服さんからもさまざまなご提案があり、僕自身たくさんの“気づき”を得ることができました(大橋マネージャー)

結果、3回のパターン制作を経て、2タイプのオーダーエプロンを製作することが決定したのです。

●ホールスタッフは、“腰巻き”タイプ

●厨房スタッフは、胸部分からひざ上までをカバーする“肩がけ”タイプ

特に、厨房スタッフが着用する「胸部分からひざ上までをカバーする肩がけエプロン」は、肩ひもがずり落ちやすいと作業の妨げになるので、作業が効率的に捗(はかど)るよう“たすきがけ”タイプを選択することに。

体形に合わせて自由に調節可能なうえ、ひもが肩から落ちにくい“たすきがけ”タイプ

お店のロゴはさりげなく、だけど、スタイリシュに

希望に適うよう試行錯誤した末、素材は綿100%で決定。加えて、ポケット部分のロゴも、文字の大きさやカラーなどをたくさんの見本の中から選択し、最終的にブラックに最も映えるシンプルな白抜き文字で決定。

──細部にまでこだわり抜いた結果、“本気のWorkに耐えうる機能をもち、当店に最もふさわしい、希望通りのシンプルかつスタイリッシュなエプロンが完成しました。大川被服さんにお願いして本当によかった(大橋マネージャー)

さらに大橋マネージャーは、自身の経験をもとにこう話します。

──既製品だと費用はわりと安く済みますし、汚れが衣服につかないように防ぐ実用性だけを重視するなら既製品で十分かもしれません。でも、経営コンセプトに基づいて店舗をトータルプロデュースしている飲食店の場合、希望通りのエプロンを既製品で調達するのは難しいですし、たとえ間に合わせで用意しても、いろいろな点で着用後にもの足りなさを感じることって多いと思うんです。特に小ロット(少量生産)になれば、フルオーダーってなかなか業者に頼みづらいのが現実ではないでしょうか。もし、僕と同じような悩みを抱えている店舗運営責任者の方がいたら、ぜひ大川被服さんに相談してみては。きっと希望通りのものを製作できるはずですよ(大橋マネージャー)

おなか大満足のライス系、パスタ、ピザ、メイン料理が充実

ここからはもう少し「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」の魅力をお伝えしましょう。それはやはり充実のメニューです!

画像でメニューの一部をご紹介していますが、Cafe&Soft Drinkメニューはもちろん、おなかも大満足の〈Rice系〉から〈PASTA〉〈PIZZA〉〈Main Dishes〉をはじめ、〈Cold Dishes〉〈Warm Dishes〉、女性にうれしい〈Salad〉、さらにアルコール〈ビール、ワイン、カクテル、ウイスキー〉のお供に最適なソーセージもラインナップ! 

朝はモーニング、昼はランチの別メニューも

また、朝7時から夜11時まで営業している同店では、朝はモーニング、昼はランチの別メニューも展開。モーニングタイムには、最近ちまたでブームのトーストが! 基本のバタートーストをはじめ、バラエティ豊かなラインナップを揃えているので、こちらも要チェックです。

※ここでご紹介したメニューはごく一部です。また、時期や仕入れ状況によりご提供できない場合もあります

リピーター続出! 外カリッ、中フワッの大人気パンケーキ

そして、もうひとつ同店の看板メニューといえるのがパンケーキでしょう。

北海道塩バター、チョコチップ、バナナ、ミックスベリーなど豊富なトッピングを追加できるパンケーキは、外側はカリッと焼き上げられ、ナイフを入れたとたんフワッとした中身から香ばしい香りが! その絶妙な食感のハーモニーにリピーター続出。同店のパンケーキを愛してやまないファンも多いそう。

加えて、アプリコットとバナナのセミフレットアイスケーキ、メープル風味の濃厚チーズケース、ガトーショコラ〜木いちごソルベ添え〜とデザートも充実! どれにしようか悩むこと必至の“一度は食べたい絶品”がラインナップされています。

八丁堀に吹き込む、新たな時代の風

八丁堀の名前の由来は、江戸時代に神田と日本橋の境界にあった塀の長さが約8町(約873メートル)あったことから。当初「八町堀」の名がついたと伝えられています。また八丁堀と聞いて、あの中村主水を連想する人も多いことでしょう。そんな八丁堀は、東京駅にも1km以内という交通至便な土地でありながら、細い路地を歩けば長い歴史の中で育まれてきた文化や人情といった、この街ならではの魅力をそこかしこに感じられる風情に満ちています。

そんな風情ある街は、隠れた飲食店の名店や老舗を擁するオフィス街として、今日も発展し続けています。そして、ニューノーマルと呼ばれる新時代に突入した今、時代と歩調を合わせるように新たな時代の風を東京イーストエリア・八丁堀に吹き込んだ「IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori」。

── ワンちゃんを飼っている人も、飼っていない人も、ぜひ一度お店を訪れて、最上の“くつろぎ”と、新たな“時代の風”を体感してみませんか。

みなさまのご来店を従業員一同お待ちしています!

店舗情報/ IMPREST CAFE by anea cafe hatchobori

HP/https://www.instagram.com/imprest_aneacafe_hatchobori/

●営業時間/7:00〜23:00 無休
●所在地/東京都中央区八丁堀3-11-13 1F
●電話/03-6222-9309 ●アクセス/地下鉄八丁堀駅から徒歩3分  

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