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【2020年】おしゃれな作業服のトレンドは?注目のブランド5選

日々、着用する作業服はおしゃれでカッコいい服を着たいもの。おしゃれな作業服ならモチベーションがアップし、退社後にそのままプライベートの用事に出かけやすいとったメリットもあります。そこで、作業服のトレンドや作業服をおしゃれに着こなすコツ、おしゃれな作業服ブランドなどを紹介していきます。

作業服のトレンドは?

おしゃれな作業服として人気を集めているアイテムの傾向や人気ブランドの動向など、作業服のトレンドをまとめました。

タウンユースできる作業服の人気が継続中

昨今は、タウンウェアとしても着られるデザインのファッション性の高い作業服のトレンドが続いています。アウトドアウェアやスポーツウェアのような作業服も人気。ワークマンが現場で働く人以外からも人気を集めているように、作業着をタウンウェアや趣味用の服として使うこともできます。また、作業ズボンは、スリムパンツやカーゴパンツ、チノパンといった一般的なファッションと同様のラインナップで、様々なブランドから展開されています。

人気は「細身×ストレッチ」

タウンウェアとしても着れるおしゃれ作業服として、特に人気を集めているのは、トップスとボトムスともに、細身のシルエットでストレッチ素材を用いたタイプ。高い耐久性とストレッチ性があり、膝まわりなどが楽で動きやすいなど、一般的な服との違いがあります。

おしゃれ作業服の定番「デニム作業服」

おしゃれ作業服の定番になりつつあるのはデニム作業服です。おしゃれでカッコいい作業服として定評のある「BURTLE(バートル)」のほか、デニム作業服を広めた立役者の「I’z Frontia(アイズフロンティア)」など、多くのブランドが取り扱っています。デニム作業服は鳶にも人気があり、「TS DESIGN(ティーエスデザイン)」では「Knicker’s Pants」を展開。ニッカポッカで知られる「寅壱」でも、デニム作業服を打ち出しています。

作業着型スーツの人気が高まる!?

これまでも、スーツのような作業服、作業着型スーツというカテゴリはありましたが、2020年の2020春夏コレクションでは、「TS DESIGN」も「ステルスジャケット」を打ち出しました。

「ステルスジャケット」は、おしゃれなビジネスカジュアルとして通用するデザイン。吸汗性や速乾性、帯電防止機能を付加した、汚れが落ちやすいストレッチ素材を使用し、作業中の事故を防ぐため、突起物を極力減らした仕様になっています。911シリーズのパンツと合わせるとスーツのように見えながらも、作業服として使えるワークウェアです。

作業型スーツは清掃やビルメンテナンスなどの軽作業のワーカーや、作業系の仕事も担いながら、顧客との折衝も行う層の利用が考えられます。退社後に着替えることなく、プライベートの用事に行きやすいといったメリットもあります。企業のユニフォームとして採用すると、現場系の仕事のイメージの向上につながることも期待できます。作業着型スーツは、作業服とスーツの間のカテゴリとして、一般化していくかもしれません。

空調服もフルハーネス対応へ

2022年1月のフルハーネス義務化の完全施行に向けて、昨年から空調服でもフルハーネスに対応したアイテムのニーズが高まっています。人気のある「BURTLE」の空調服「エアークラフト」シリーズでも、パーカー型の「AC1091」やレッドファスナーがワンポイントの「AC7141」など、フルハーネスのランヤードの取付口のついた対応商品が展開されています。

作業服のおしゃれな着こなし方法は?

作業服を選ぶときには、作業場所や作業内容に合った機能性が付加されているものを選ぶのが基本。通気性のよい素材を選ぶほか、火気を扱う業務では燃えにくい素材を選択したり、夜間の作業では反射材がついたタイプを選んだりすることが必要です。また、作業内容によってはポケットが多い作業服が求められます。

こうした機能面を踏まえたうえで、日々、着用する作業服がおしゃれなものであれば、モチベーションのアップにつながります。作業服をおしゃれに着こなすための作業服の選び方やコーデのポイントなどをまとめました。

細身のシルエットはピッタリサイズを選ぶ

おしゃれな作業服として人気があるのは、細身のシルエットのタイプです。細身のシルエットの作業服はサイズ感がポイントに。ゆとりがありすぎると、本来のシルエットが崩れてしまうため、ピッタリサイズを選ぶのが基本です。冬に着ぶくれをしないためには、保温性の高い高機能インナーを着用しましょう。

ただし、サイズ感は作業服のブランドやメーカーによって異なります。法人向けに作業服のサンプルの無償提供や貸し出しを行っているメーカーやショップもあります。企業でまとまった数量を購入する場合はサンプルを利用してみるのもおすすめです。

ポケットやステッチにも注目

作業服にステッチがあるデザインはワンポイントとなり、おしゃれに見えます。細身のブルゾンの場合、ステッチが入っていることでよりシャープな印象になります。また、ポケットが胸元に取り付けられていたり、さらにポケットが斜めについたデザインであったりするとおしゃれ。また、ワンポイントとなるようなカラーのファスナーがついているデザインもカッコよく見えます。

作業ズボンは体型や見た目の印象から選ぶ

作業服ズボンは様々なタイプが打ち出されていますが、体型や見た目のイメージから選ぶのがポイントです。

最近の作業服の流行りの細身のスリムパンツは、やせている人や標準的な体型の人をより細く、スタイリッシュに見せてくれるアイテム。ストレッチ素材が使われていることが多く、身体にフィットして動きやすいというメリットもあります。

体格がよい人におすすめなのはカーゴパンツ。ストレートパンツをウエストに合わせて選ぶと、だぼだぼとして見えてしまいがちです。カーゴパンツなら膝下から足首にかけて徐々に細くなるデザインのため、太って見えにくいのが嬉しいポイント。

また、きちんと感を出したい人におすすめなのはチノパン。スラックスよりはカジュアルですが、紳士的な印象に見せられます。

従来の定番カラー以外を選択

同じデザインの作業服でもカラーによって印象は大きく異なります。従来の作業服の定番のカラーといえば、薄いグレーやグリーン、アイボリーといったカラー。キャメルやカーキ、あるいは濃いグレーといった定番の作業服とは異なるカラーを選んだ方が、おしゃれな作業服のデザインが引き立ちます。また、ネイビーは従来の作業服でもあるカラーですが、デザインによってはシックな印象となり、おしゃれに見えます。

トップスとボトムスでカラーを変える

従来の作業服は上下が同じカラーのものが主流。上下で違うカラーを選んでコーディネートすると、おしゃれに見えます。ただし、たとえば、オレンジやイエローといたビビットカラーは、トップスにもボトムスに使用するとインパクトが強くなりがちです。トップスとボトムスのカラーを変える場合は、片方はベージュやホワイト、ブラック、ネイビーといったベーシックなカラーを選ぶと、落ち着きもかんじられてスタイリッシュに見えます。

インナーを見せるコーディネートでは、ホワイトを取り入れと抜け感が出て、爽やかな印象になります。

女性はサイズ感に注意

作業服は男性が使うものというイメージが強い時代もありましたが、昨今では建設現場などで活躍する女性が増加傾向にあります。女性が作業服を選ぶ際には男性用の場合、バストやヒップがきつい、トップスの裾の丈が長すぎると感じることがあります。昨今ではブランドによっては、トップスでユニセックス用や女性向けシルエットの商品があったり、ボトムスの女性用の商品が展開されていたりしますので、サイズが合ったものを選びましょう。

オシャレな作業服ブランド5選

昨今、おしゃれな作業服が注目され、デザイン性の高いブランドが登場しています。そのなかでも、特におしゃれな作業服ブランドとして注目されている5つのブランドを選びました。

長く愛されるモダンな作業服「DAIKIRI

http://www.ookawa-hifuku.co.jp/dairiki

「DAIKIRI(ダイキリ)」は株式会社大川被服のメインブランドです。1951年に創業し、1962年に株式会社として改組しています。「DAIKIRI」は快適性を追求した着やすい作業服を展開しているブランド。クラシックモダンのデザインによる飽きの来ないスタイルを提案しています。東レやクラレトレーディングなど、国産の生地を使用していることも特徴の一つです。

「DAIKIRI」は着心地のよさや動きやすさから定評があり、一度着用すると長く愛用する根強いファンが多いブランドでもあります。ラグラン袖の結合部分を伸縮性のあるメッシュ素材でつないで腕の可動性を高めた「D-ラグ」では、実用新案を取得しています。「DAIKIRI」は、企業のユニフォームとしても採用されて来ました。

「737」シリーズは「DAIKIRI」のロングヒット商品で、一早く立体裁断を取り入れ、腕や肩の可動性にも配慮したつくりとなっています。また、「1101」は新たな定番となるべく、上品でワイルドな要素を取り入れたカッコよさも追求した作業服。胸と袖に同色の反射テープをつけるなど、機能性にも配慮されています。「31702サイレントガード」反射テープや反射糸などで暗闇での視認性を高めたスタイリッシュな作業服で、は現場の声から生まれました。

また、「DAIKIRI」では、30着からオーダー可能なオリジナルのユニフォーム「フリーフォーム」を約20年前から展開。オーダーシートに従って選択していくだけで、オリジナルのユニフォームをつくることができます。

作業服の概念を打ち破る「TS DESIGN

http://www.kk-towa.com/

「TS DESIGN」は株式会社藤和が展開するワークウェアブランド。ブランド名の「TS」とは、「TOP=一番」、「SHALETON=洒落とん」の略です。これまでの作業服の概念を打ち破る、アウトドアウェアやスポーツウェアテイストの作業服を展開しています。作業服のなかでは高価格帯に入り、主に個人で作業服を購入する層に支持されています。

株式会社藤和は1962年に前身の藤原和郎商店として創業した後、1966年に設立された歴史ある企業です。2000年代はまだ作業服は価格優先の時代であり、藤和でもかつては一般的な作業服を手掛けていました。そのようななか、自らが着たいと思えるような作業服を目指して、2008年に立ち上げられたブランドが「TS DESIGN」です。

そんな「TS DESIGN」は、高い機能性とデザイン性を持つ「MUSCLE SUPPORT」など、ワーカー向けインナーのパイオニアとしても位置付けられるブランドです。作業服では、「Zero Gravity」はまるで無重力状態のような超軽量なストレッチ素材を使った、高機能ワークウェアのシリーズ。風合いがよく耐久性が高い綿100%のストレッチ素材の「TS HYBRID COTTON」のシリーズなど、チノパンやカーゴパンツのようなパンツも打ち出しています。ほかには、「CLOR.LAB」はカラーバリエーションが豊富でコーディネートを楽しめるシリーズ。「Knicker’s Pants」では、鳶などが使用するニッカポッカの新しいスタイルとして、デニム素材のカーゴパンツを提案しています。

「TS DESIGN」では、ネックウォーマーやアームガーといったアイテムも展開し、重ね着のおしゃれを楽しめるのも特徴です。

手頃な価格でカッコいい作業服を確立「BURTLE

http://burtle.jp/index.html

「BURTLE」は、おしゃれでカッコイイ作業服を手頃な価格帯で展開しているブランド。仕事のための機能服を追求し、高品質で経済的な価格を実現することをコンセプトとしています。個人で作業服を購入する層を中心に人気があります。

1958年に株式会社クロカメ被服として創業し、2011年に社名をバートルに変更しました。それとともに、従来の一般的な作業服のメーカーから、イタリアのデニムブランドを彷彿ささせるものに、大きく方向性を転換しています。従来の作業服はゆとりがあって動きやすいデザインが主流ですが、「BURTLE」はピッタリとしたスタイリッシュな作業服を打ち出しました。「BURTLE」の作業服はシンプルな機能で使いやさにも定評があります。

「6081」シリーズのピッタリとしたフォルムのジャケットは、シンプルなデザインなことから、企業にも採用されています。ヘンリボーン柄の「1511」シリーズは、バートルらしいデザインとして支持されています。そんな「BURTLE」で特に人気を集めているのは、空調服の「エアークラフト」。デザイン性の高さと国産の高性能バッテリーを採用していることによる涼しさが好評です。

「BURTLE」はジャケットなどの一部で、SサイズSSサイズのユニセックス対応シルエットを採用しているため、女性も着こなしやすいのことも特徴です。

デニム作業服を広めた立役者「I’z Frontia

https://www.izfr.co.jp/

「I’z Frontia」は、デニム作業服を世に広めたブランドです。作業服メーカーや商社での経験を経て独立した磯野氏が、2013年に株式会社アイズフロンティアを立ち上げました。「I’z Frontia」は直訳すると「(磯野氏の)新境地」という意味。

「I’z Frontia」は、2014年にゆったりとしたシルエットで厚手の生地を使用したデニム作業服とは一線を画す、細身のストレッチのデニム作業服「7250」シリーズを打ち出し、ヒットしました。ショップでの販売を中心に人気に火がつき、特に、鳶の作業服としてデザイン性の高さと足さばきのよさから支持されています。「I’z Frontia」の作業服はオランダで人気のあるデニムブランドを連想させるスタイルが特徴です。

海外の生地を使用することで価格を抑えていますが、ファスナーやボタンなどに国産のものを使用することで、クオリティの高さを感じさせています。また、ナイロンや綿といった素材を使用したり、ミリタリーテイストやアウトドアウェアの要素を取り入れたアイテムを展開したりするなど、細身のストレッチデニムを基本としながらもデザインの幅を広げています。

ミリタリーカジュアルワークウエアを切り開く「tASkfoRce

http://www.ookawa-hifuku.co.jp/taskforce

「tASkfoRce(タスクフォース)」は、ライフスタイル雑誌「デイトナ」の紙面でのワークウェア開発によって誕生した作業服ブランドです。「タスクフォース」とは、特殊部隊や特殊任務を行うチームという意味。「tASkfoRce」は、ミリタリーカジュアルワークウエアという作業服の新しいジャンルを切り開いています。

「tASkfoRce」は機能性の高い生地を使用することで、ミニマムなデザインのミリタリーウェアを使いやすい作業服へと進化させたのが特徴。シンプルでありながらも機能美を感じさせるデザインです。緊急時に左右に引っ張るだけでファスナーを外せる「01221長袖ブルゾン」など、機能性の高いアイテムを展開しています。

まとめ

作業服のトレンドはタウンユースできそうなデザインのもの。細身のシルエットのストレッチ素材を使ったタイプが主流で、アウトドアウェアやスポーツウェアのようなテイストのデザインのものや、デニム作業服が人気を集めています。

おしゃれな作業服を支持する中心となっているのは、個人でユニフォームを購入する層です。しかし、企業にとっても従来のユニフォームをブランディングの一環として刷新し、おしゃれなものに変えることで、採用力の強化につながっていくことが期待されます。

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