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作業パフォーマンスを上げるワーカーの必須アイテム、コンプレッションウェア

近年、北風が冷たい冬の時期に体を機能的に温めてくれるワークウェア(作業着)が多数発売されていますし、連日猛暑が続く夏場に屋外で仕事に従事する人にとって、作業着内にこもった熱を機能的に放出してくれるワークウエアも多数発売されています。こうした多種多様な機能性を備えた最新系ワークウェアが市場をにぎわせていますが、ワークウェア業界でいま熱い注目を浴びている「コンプレッションウェア」もそのひとつといえるでしょう。

あまり聞き慣れない言葉ですが、コンプレッションウェアとは「アスリートがトレーニングウェアの下に着用している、やわらかな肌触りと軽量素材で製造された服」のこと。コンプレッションウェアというと、一般的にスポーツ選手などが着用しているイメージを抱く人が多いといえますが、実は最近、ワークウェア(作業着)としても大きく注目され、その機能の利便性からワークウェアのインナーとして多くの人に活用されていることをご存じでしょうか。

実際にワークウェアショップに行くと「コンプレッションウェア」や「コンプレッションインナー」というネーミングが表示された製品を、店頭で目にする機会も多くなりました。

── そこで今回は、多くのワークウェアシメーカーが取り扱うようになった多種多様なコンプレッションウェア……の人気の理由にスポットを当ててご紹介しましょう。

そもそもコンプレッションウェアとは?

はじめに、これまであまり耳にする機会がなかった「コンプレッション」という言葉について理解しましょう。

“コンプレッション(Compression)”=“圧縮”。

「圧縮」の意味が表すとおり、体の特定部分に圧を加えることによってさまざまな効果が期待できる、伸縮性のある生地でつくられた衣類を、コンプレッションウェアと呼びます。このコンプレッションウェアの加圧設計は多種多様ですが、主に以下の3種類に分けられます。

●体に均一に着圧を与えるもの

●末梢から心臓にかけて圧が強くなるよう段階的圧をかけるもの(段階的コンプレッション)

●テーピング効果のあるラインを走らせたもの

また、上半身用には半袖、長袖、アームカバーなどがあり、下半身用にもハーフタイツ、ロングタイツ、ゲイター(ふくらはぎ用)など、その形態もさまざまです。

医療用衣類から、スポーツウェアへと進化

コンプレッションウェアは、元来、医療用に設計された衣類であり、「Compression garment※(コンプレッション・ガーメント)」として、循環障害の患者に対する血流改善や、術後の適切な圧迫と固定等を目的に利用されてきました。※garment:衣服

その特性やメリットにトップアスリートが注目し、次第にトレーニングに用いるようになったことで、各国のスポーツメーカーの開発合戦が始まったといわれています。日本では1990年頃からスポーツ科学の観点から、トレーニング時のパフォーマンスを上げる着衣について研究が盛んに行われるようになります。その過程で、スポーツウェアの開発・製品化が始まり、各メーカーが続々と「Compression Sportswear(コンプレッション・スポーツウェア)」の開発を手がけ、市場に出まわるようになっていきます。

その先駆けとなったのは、株式会社ワコールの研究開発部門である「ワコール人間科学研究所」が開発した「CW-X 」といわれています。この「CW-X 」は、ウェアにあらかじめテーピング効果のあるラインを配置することで、着用するだけでスポーツ科学に基づいたテーピング効果が発揮される機能性を備えたもの。それまでは指や手首、足などの関節に巻いて、運動時に衝撃を受けやすい部位を補強する用途としてテーピングが用いられていたのですが、スポーツ科学の観点や、研究に基づくエビデンスの蓄積によって、テーピーングを効果的に体の部位に貼ることで、瞬発力の向上をはじめとするパフォーマンスアップに役立つことが解明されていくことになります。

実際に、1991年に発売されて以来、米大リーグで華々しい成績をおさめたイチロー選手を筆頭に、多彩なジャンルのトップアスリートにコンプレッションウェアは支持されるようになります。加えて、ランナー、ゴルファー、草野球、サッカー、バスケット等を愛する一般の人々にも、その有用性が注目されるようになります。

コンプレッションウェアに期待できる効果のメカニズムとは?

スポーツウェアとして開発されたコンプレッションウェアの主要なメリットは、パフォーマンスを向上するための「運動効率向上」にあるといわれています。これを生み出す大まかなメカニズムは、以下の図のとおりになります。

コンプレッションウェアを着るだけで、血行促進!?

一流アスリートをはじめ、多くのスポーツ愛好家が着用するようになったコンプレッションウェア。実際に身に着けて効果のほどを実感することが最も確実な方法なのですが、理論的にいうと、コンプレッションウェアを着用 ➡ 体の部位(筋肉・関節等)に加圧 ➡ 筋ポンプ作用※が強化 ➡ 血行が促進される ➡ 筋肉疲労が蓄積しずらくなる、代謝がよくなる……といった具合に、体の浄化作用を期待できる点が、コンプレッションウェアの利点とされています。

※筋ポンプ作用:筋肉(骨格筋)が弛緩(しかん)・収縮することによって血管(静脈)に圧力がかかり、それによってポンプの働きがなされ、四肢末梢(まっしょう)の静脈血流を心臓に戻す働き

上記で簡単にコンプレッションウェアの利点をご紹介しましたが、そのほかのメリットについてもご紹介しましょう。

●疲労物質といわれる代謝産物を除去

運動によって生産される代謝産物(乳酸、クレアチニンなど)は疲労物質といわれ、蓄積することで疲労感や怠さ(だるさ)を引き起こします。私たちがよく使用する「筋肉痛」とは、運動後に時間をかけて局所的に起こる二次損傷のことを指しますが、この二次損傷の原因となる代謝産物は、肝臓に運ばれることによって分解・合成され、体外に排出されるか、あるいは、再びエネルギーとして活用されることになります。そうした体のメカニズムに対し、炎症や発痛を促す物質を圧力で押し流す効果がコンプレッションウェアには備わっていることになり、二次損傷= 筋肉疲労を軽減する働きかけをしてくれるのです。

●エネルギーを生産する酸素運搬を促進

物質が体内でエネルギーを生産する際や、すでに生産された代謝産物を分解・合成するときなどに酸素が必要となります。運動時、とくに筋肉収縮には大量の酸素が必要とされます(運動時は平生〈へいぜい〉の5~10倍の酸素を必要とします)が、コンプレッションウェアを着用することで、運動時の心拍数が低下するとともに、血液中の酸素を運搬しようと心肺の動きが活発になる効果が期待できます。

●栄養分を体全体に効果的かつ素早く運搬

アミノ酸やビタミンなどの栄養分は、運動の疲労回復やエネルギー生産、また、それらがなされるために重要な肝機能を強化するとともに、コンプレッションウェアを着用することで、栄養分などの物質を体全体に効果的かつ素早く運ぶ血流促進の効果が高まるとされています。

コンプレッションウェアがもたらす筋肉・関節の保護

●筋肉のブレを防ぐことで、ケガ予防の効果も

足が地面に着地するときの振動によって筋肉も振動し、ブレや筋力の分散を起こします。この振動は場合によって筋肉の疲労やダメージをもたらしますが、運動時の最大のリスクであるケガにつながってしまうこともあります。スポーツ選手にとってケガは、選手生命を脅かす重大な事柄であるため、誰もがケガ予防に非常に繊細な注意を払っていますが、コンプレッションウェアを着用することによって、体にフィットする生地の効果によって筋肉や関節が包み込まれ、ケガ予防のための心強いサポーターとなる効果が期待できるのです。

●関節への負担を軽減し、負荷バランスを整える

関節を固定するようにして安定させることで、地面に着地した瞬間に生じる衝撃を軽減させるだけでなく、姿勢を整えるサポートも果たしてくれます。とくに、テーピングラインを走らせたタイプのコンプレッションウェアにおいてはこの効果が高く、テーピングラインの構造はスポーツ科学に基づいていることから、ウェアを着用するだけで、手軽にテーピング効果を得ることができます。

また、着用するだけで肩が開くストレッチ効果が計算された構造のものは、関節に対する負荷バランスを整えると同時に、代謝を高める効果も見込まれています。それだけでなく巻き肩の改善、姿勢を正す効果を促進する働きもあります。

軽くてかさばらない。多機能を備えた点も人気の秘密

コンプレッションウェアに使用されている素材は、主に伸縮率が高い、薄い、軽いといった特性をもつナイロンやポリエステルが使用されています。ナイロンとポリエステルはどちらも石油を原料とした化学繊維であり、見た目にも似ていますが、この2種類の繊維を比較した一般的なそれぞれの特徴は、以下の表のとおりです。

これらはそれ単体でつくられた生地のみではなく、ナイロンとポリアミドの混紡したものや繊維の編み方が異なります。加えて仕上げ剤・繊維処理剤といわれる薬剤を使用することで、最近ではコンプレッションウェアと呼ぶにふさわしい多種多彩な生地が開発・生産されています。とくに昨今、ストレッチ性だけではなく、メーカー各社が独自開発した消臭や吸汗速乾、冷・温感、UVカットなどの多様な機能をもちあわせた製品が多彩にラインナップされ、シーンや季節を問わず活用できるよう工夫されています。

ちなみに、日本で繊維名として一般に用いられている「ナイロン(Nylon)」ですが、ナイロンはこれを開発した米国のデュポン社の商標名で、正式には「ポリアミド」といいます。このため、欧米で製造された商品の品質表示タグに記載されている表記は「Polyamide」であることが一般的です。

身につけた瞬間から、フワッと温かい裏起毛素材

真冬に作業着のインナーとして着るコンプレッションウェアとして高い人気を誇っているのが裏起毛タイプです。たとえば、ワークウェア(作業着)メーカーの藤和(Towa)が発売元である「TS DESIGN ハイネックロングスリーブ/08-82250」もそのひとつです。

“極上の温かさ”を追求した同商品は、異素材を貼り合わせることによって保温性と強度を高める効果がもたらされる新開発の「ウォームボンディング素材」と、滑らかな肌触りで保温性が高い「マイクロファー素材」が採用されています。そのため身につけた瞬間から温かさを感じることができます。

この温かさだけでも十分に魅力的ですが、魅力はこれだけではありません。それは例えば、メッシュ素材と消臭テープを脇部分に施すことにより、蒸れや臭いが軽減する効果もそのひとつ。また、肩部分の補強によって、ハードな作業時も解れ(ほつれ)の心配なく行える点など、ワークウェアメーカー独自の目線と技術による、ワークウエアならではのうれしいポイントも盛り込まれています。加えて、同シリーズのロングパンツも股部分に消臭テープが施され、腰部分はウォームボンディング素材を配置。保温性と強度が高められています。

“動”だけではなく、“静”にも効果的なコンプレッションウェア

コンプレッションウェアが、1990年頃からスポーツウェアとして世に出始めた経緯については先に簡単にご紹介したとおりですが、発売当初から20年ほどの短期間で、パフォーマンス向上を目的としたコンプレッションウェアは、アスリートのみではなく、一般のスポーツ愛好家に広く普及していくことになります。

さらに2009年頃から、パフォーマンス向上を目的としたものに限らず、休養・休息時の疲労回復を目的としたコンプレッションウェアが販売され始めます。

運動を“動”、休息を“静”に例えるなら、“動”に働きかけるものと“静”に働きかけるものというように、一見、相反する機能に効果があるような矛盾を感じますが、ここからは“静”に働きかけるコンプレッションウェアとはどのようなものなのかについて、ご紹介していくことにしましょう。

この休養・休息時の疲労回復を目的としたウェアには、適度な加圧によって疲労回復を促す「コンプレッションタイプ」のものと、締めつけ感のない「ノンコンプレッションタイプ」に大別できます。

疲労回復ウェアの先駆けとなったのは、株式会社ベネクスの販売する「ノンコンプレッション」タイプの「リカバリーウェア」。「リカバリー」の言葉から、回復に主眼を置いた製品であることがわかりますが、人間が休息する“静”のタイミングの中で疲労した筋肉をいかに回復させるかに着目した同社は、2009年にこの商品のテスト販売を始めます。それと同時に、同年から神奈川県と東海大学の産学公連携事業として素材の研究をスタート。この研究の成果として、自律神経を刺激する働きのある「PHT」という素材の開発に成功し、2010年から発売された「リカバリーウェア」は、25万着を超える大ヒット商品となります。

適度な加圧が、休養・休息時の疲労回復に効果を発揮!

「コンプレッション」タイプの疲労回復ウェアは、「SKINS(スキンズ)」の商品がその代表格として広く認知されるようになっています。

SKINSは、1996年にオーストラリアの生理学者でスキー愛好家であるブラッド・ダフィ(Brad Duffy)によって設立された、コンプレッションスポーツウェアを設計・製造するオーストラリアを本拠地にもつ会社のこと。1998年に同社は、飛行機の長時間フライトにおいても快適に過ごせるようにと開発したロングタイツ「JetSkins」が、オーストラリアを拠点に発売されます。同商品の特性は、先にもご紹介した「段階的コンプレッション」を用いている点にあり、四肢の筋肉に段階的な圧を加えることで血流を促進。エコノミークラス症候群や浮腫、だるさを予防・軽減させることを目的とした商品として販売がスタートします。

そして、2002年にSKINSとしてブランド化されてからは、30カ国以上のアスリートに支持されるようになり、同ブランドは“着るサプリメント”というキャッチフレーズで不動の人気を得てゆきます。そして、2007年に日本にも上陸することになるのですが、日本で販売が開始されたのち、2011年には機能がアップグレードされたラインナップが加わることに。さらに、日本人の体形にフィットするサイズ展開を揃えた「A200」シリーズの販売が開始されたことで、多くのスポーツ愛好家が着用するようになったのです。

同社の商品シリーズには、「パフフォーマンス向上」「オールラウンド」「リカバリー」と、さまざまなシーンを想定したコンセプトの下、着圧やカッティングなどの設計がなされた商品をラインナップ。これらのシリーズはいく度のモデルチェンジがなされ、進化を遂げていくことになります。

疲労回復を目的としたリカバリー専用モデルの最新版は、2019年に販売が開始された商品名「ELITE(エリート)」と「SLEEP(スリープ)」。着用シーンに合わせて設計がなされていますが、それぞれの特徴は以下のとおりです。

●ELITE

足の甲、土踏まずまでを包みこむデザインの同商品は、激しい運動のあとの「アクティブレスト(積極的休養)※」理論によって、疲労回復を早める働きがあるとされていることから、激しいトレーニングやスポーツ直後に筋肉の疲労回復を促すために着用するもの。また同社は、同商品を仕事中の着用にもすすめています。

※アクティブレスト(Active Rest):激しい運動の後に、軽く体を動かすことで血流を促し、疲れの軽減を目指すもので、効果的な疲労回復法としてアスリートの世界で普及したもの。

●SLEEP

SKINSの商品において、初めて綿素材を使用した睡眠時の寝心地に着目した商品のこと。睡眠中にも体を適度に加圧することで疲労回復を促し、翌日に疲れを持ち越さないよう体に働きかける働きがあります。

着圧が強すぎると、ときには逆効果に!

コンプレッションウェアの着圧が、運動効率の向上に効果的であることをここまでご紹介してきましたが、意外と多くの人が勘違いしやすいのは、体(筋肉や関節)にかかる圧が強いほど、パフォーマンスが上がるという単純な図式にはなっていない点です。

コンプレッションウェアの着圧の数値は「hPa(ヘクトパスカル)」、または「mmHg(ミリメートルエイチジー)」が用いられ、数値が高くなるほど着圧の強さは高くなります〈1mmHg=約1.3hPa〉。

「hPa(ヘクトパスカル)」の単位で着圧を示しても、なかなかイメージすることは難しいといえますが、目安として、通常の靴下の着圧は大体2~5hpaと考えるとわかりやすいでしょう。この目安をもとに比較していくと、コンプレッションウェアの着圧は〈足首が25hPa前後〉〈ふくらはぎが15hPa前後〉〈太ももでは10hPa前後〉が一般的着圧の目安となることが多く、40hPaともなれば、その目的は医療用が主になります。

ご存じのとおり、体内の血液は心臓から動脈を通って全身をめぐり、静脈によって心臓に戻されます。動脈は丈夫で弾力があるのですが、静脈は動脈に比べると筋肉の層が薄く、血流の流れが弱い点が特徴です。このため、40hPa以上の着圧が体に加わると自然と静脈が圧迫され、血液の心臓への環流が悪化することになります。

その一方、動脈自体は40hPa以上の着圧程度では阻害されることがないのですが、心臓から送り出される動脈血は四肢末梢部に向かって流れ込むことになります。その結果、末梢の手足の容積が増加 = いわゆる“うっ血状態”を作り出すことになり、場合によっては手足の皮膚温低下を招く危険性も生じます。

つまり以下の点が、コンプレッションウェアを選択・着用するときの非常に重要なポイントとなります。

●自分の体に合ったサイズのものを選ぶ

●コンプレッションウェアを2枚重ねて着ない

●仕事で使用するのか、スポーツなのか、シーン・目的に合わせて選ぶ

●着圧が高いほど効果があると考えるのは誤り

●体に不必要な圧がかからないようにして着用・活用する

●着用するだけで痩せる、着用するだけで筋肉がつく……といった誇大広告を信じない

●日常生活の中で意味なく身に着けない

●購入時は、その商品の機能・効果をしっかり確認する

「コンプレッションウェア」と「加圧シャツ」は同じ?

「コンプレッションウェア」と「加圧シャツ」……。

先述のとおり、コンプレッションの直訳は“圧”ですから、「コンプレッションウェア」と「加圧シャツ」という言葉からも、同じものと勘違いしがちですね。ところが、「コンプレッションウェア」と「加圧シャツ」は実は違うものなのです。

【加圧シャツとは】

加圧シャツは、ポリウレタン系合成繊維であるスパンデックスでつくられたインナーシャツのこと。体幹を鍛え、姿勢を正すためのサポートアイテムとして発売されています。つまり、体を適度に締めつける ➡ トレーニングする ➡ 体幹の筋肉が刺激される ➡ 姿勢が正しくなる ➡ 代謝が上がる ➡ ダイエットにつながりやすい。このような加圧シャツのメカニズムが評判を呼び、2017年頃から人気を集めだします。

しかし、話題が沸騰する一方で、一部の販売業者の誇大広告が問題として指摘され、消費者庁は一部の加圧シャツ販売事業者に対して再発防止などを求める措置命令を2019年3月に下します。この事実が示唆していることは、加圧シャツもコンプレッションウェアも、魔法のボディスーツではないということ。あくまで筋肉や関節の働きをサポートするツールとしてとらえ、上手に正しく活用することが大切なのです。

作業着のインナーとして、人気が高まっている理由

ここまでコンプレッションウェアについてご紹介してきましたが、季節を問わずワークウエア(作業着)のインナーとして活用している人が急増している理由を、下記にまとめると ……、

●薄手でフィットするので、作業着の下に着てもかさばらない。

●季節に応じて冷感・温感機能のあるものを着れば、真夏や真冬の気温が体にもたらす疲労感や、ケガのリスクを軽減できる。

●吸汗速乾や消臭機能によって、長時間の作業による汗の不快感や蒸れを軽減できる。

●作業時における筋肉疲労の軽減、関節の保護がのぞめるので、作業特有の姿勢や動作による筋肉や関節へのダメージが軽減できる。

●高い伸縮率と各メーカー独自のカッティングや構造により、作業の動きを妨げない。

こうしたさまざまな利点から、ワークウェアを着用して仕事をする人の業務の邪魔をせず、多様な工夫や利点が凝らされたワークウェアの機能性を高めるとともに、ワークウェアを着て作業をする体の動きをサポートしてくれることになります。こうした点からも、コンプレッションウェアとは“セカンドスキン”“セカンドマッスル”のような存在といえるでしょう。そうした利点が、多くのワーカーに選ばれている人気の秘密なのかもしれません。

──  季節を問わず、仕事をしている“動”のときも、自宅でくつろぐ“静”のときも、24時間、シーンを問わず活用できるコンプレッションウェア。目的や仕事の内容にあわせて最適なコンプレッションウェアを選択すれば、パフォーマンスを向上できるだけでなく、真夏や真冬の気温による疲労感やケガのリスクを疲労を蓄積させないサポーターとして、心強い味方になってくれることでしょう。

そして、その日の業務効率が上がり、さらに、明日の業務に向けての準備効率が上がれば、それだけ心的な疲労も軽減できることになります。気になるワーカーは早速コンプレッションウェアを着用して、その効果のほどを実際に体感してみてはいかがでしょうか。

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